フリーライターとしての基礎の基礎、それは文章内の表現の統一です。
もし、文体などに一定のルールがないものであった場合、その出来上がった文章は非常に読みにくい物になってします。
もしこれが、小説や文芸分野などであればまだ何とかなるかもしれませんが、実用的な文章を書く場合には、統一できていない文章では、まったく話しになりません。
もし、あとでルール変更があったとしても、統一さえ取れていれば置き換えで直すことも可能です。
しかし、もし統一されてなかった場合には、お手上げになってします。
まず一つ目のポイントとしては、「です」「ます」調であるのか、「だ」「である」調であるのか、ということです。
これは何より大切な最低限の基本となります。
仕事として行っている以上は、まずここを確認してみましょう。
基本的に、一つの文章の中でこの二つが混じっていることはありません。
しかし、中には「本文は『です』『ます』調であるのに対して、写真や図等に対する説明キャプションなどに関しては、「だ」「である」調、ということはよくあります。
またそれ以外にも雑誌や書籍などによっても異なってきますので、必ず確認をするようにしましょう。
また、数字やアルファベットも、半角なのか、全角なのか、漢数字を利用するのか、ギリシャ数字を利用するのかということにも統一をする必要があります。
基本的には横書きの際は半角であることは多いですが、1桁だけの場合は全角を利用することもあります。
縦書きでは漢数字にする場合や、全角数字にする場合、2桁や3桁までは、縦中横のレイアウトにする、ということもあります。
また、「行なう」と「行う」というような送り、「ひと」とするか「人」とするかということも、出版社ごとなどで、異なります。
常に統一は忘れずに、この行では「行う」を利用し、次の行では「行なう」ということでは、ひんしゅくを買うことになってしまうでしょう。
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