では実際に、フリーライターとして食べていけるように、仕事をもらえるようにするには、どのように努力したらいいのでしょうか。
「ライターになりたいんだけど」と、知り合いの編集者にでも相談したとしましょう。
そのとき返ってくる言葉はおそらく「何が出来るの?」というものでしょう。
それに対してどのように答えるでしょうか。
もしその問いに「何でも書くから使ってほしい」としかいえないのであれば、素人としての典型的な間違いです。
本人はとにかくやる気を示したいのでしょうが、そのように受け止めるような編集者はまずいないでしょう。
逆に、もしあなたが編集者だとしたら、なぜライターに原稿を依頼するのでしょうか。
忙しくてとても手が回らない、ということもあるかも知れませんが、ほとんどの場合、「自分よりも知識のある人の助けが欲しいから」です。
編集者は、自分の担当の知識は人並み以上にあります。
それ以上に知識がある人を求めているということです。
もし冒頭のような「何でも書きます」という人が、本当にどんなものでも、芸能をはじめ、アマゾン奥地にする少数民族のことについてまで、何でも詳しいという人も、居る可能性はあるかもしれません。
しかし、そんな人が通常いるとは思えません。
だからこそ、編集者としては、得意分野を持つライターを抱えておいて、そのときの企画に合わせて仕事を依頼するわけです。
まずフリーライターとして仕事を持つためには、「得意分野が明確にあること」それが、最低限の条件になります。
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